テナントへの来客を含め、不特定多数の方が出入りするような物件では、共用トイレを施錠している場合があります。
今回の事例では、暗証番号タイプの電子錠が設置されており、テナント従業員だけが使えるようになっている共用トイレで、不具合が出てしまったデジタルドアロックからキーレックスへ交換を行った事例をご紹介します。
お客様のご要望
お客様に設置場所や運用状況、ご要望をお伺いしたところ、上記のような話をお聞きすることができました。
キーホームサービス アオキからのご提案
お客様のご要望を受け、当店からはこのような提案を行いました。
化粧プレートなどを使えば、キーレックスへ置き換え可能です
既設の「美和ロック TK4LT」と「キーレックス 3100シリーズ」とでは、本体サイズや取付に必要な穴が違うため、穴隠しの為にメーカー純正の化粧プレートを使うことになります。
また、錠前の開口部についても、メーカー純正のオプション部品を使うことで、特注の金具を用意することなく交換設置を行うことができます。
扉面に必要な穴については、数や位置、大きさが違うため、追加の穴加工などが必要にはなりますが、新規で設置するのに比べると、時間なども掛けずに作業することが出来ます。
引き続き自動施錠も暗証番号で解錠も利用できます
交換設置したキーレックス3100シリーズは、機械式の自動施錠機能を搭載しています。
ドアが閉まることでトリガーが押し込まれて、自動的にかんぬき(デッドボルト)が飛び出し、施錠されます。
また、キーレックスは暗証番号で解錠を行うメカニカルな番号錠なので、交換前の電子錠と同じように暗証番号での解錠が可能です。
室内側から退出する際は、レバーを下げるだけで解錠ができる「アンチパニック」方式ですので、室内側からは簡単な操作で退出できます。
今回の事例では、非常解錠キー搭載タイプを選定していますので、万が一の際にも、暗証番号がわからない状態でも非常キーで解錠することが可能です。
美和ロックやGOAL、Clavisのシリンダーを組み込むことが出来る品番もありますので、物件のマスターキーに非常キーを対応させることも可能です。
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