














今回は、引き戸や門扉を支える「戸車」のトップメーカー「株式会社ヨコヅナ」様の本社にて、改修工事を行われた大型スライド門扉に電磁錠システムを設置した事例をご紹介します!
戸車の総合メーカー 株式会社ヨコヅナ様ですが、当店でもこれまで何度も引き戸の修繕案件などで、ヨコヅナ様製品にお世話になってきました。
汎用の交換用戸車など、非常に多くの戸車を製作されているメーカーで、ホームセンターなどでその商品を目にされた方もいらっしゃるでしょう。
また、扉回りの工事を行う業者であれば知らない人は居ないようなメーカー様です。

今回、門扉の間口を拡大される改修計画に合わせ、自社の戸車製品のアピールも兼ねて社内スタッフ様の設計にて大型スライド門扉を設置されました。
新しい門扉の戸車には直径が30cmもある超大型の高強度な戸車が設置されています。
通常は、航空機の格納庫のドアなどに使われるような非常に特殊な戸車とのこと!
(なんと戸車1つで数百キロの重さに耐えられるそうです)
このメインの戸車以外にも、連動して動く門扉を支えるガイドローラーなど含め、戸車やローラー類はヨコヅナ製品で構成されています。

ご相談いただいた内容としては、これまでは終業後にチェーンと南京錠を使い、アナログな方法で施錠を行っていたのを、「改修工事に合わせて電気錠に変更をしたい」ということでした。
門扉改修を担当されていたスタッフ様がいろいろな電気錠についてお調べになる中で、当店の電磁錠システムの事例紹介ページに行きついたそうです。
実際に案件を進める中で、改修前の現地でも電磁錠システムの設置イメージ・運用イメージをご案内させていただき、新規に製作する門扉の図面などが出来上がったタイミングで、具体的な設置方法を改めて打合せする機会をいただきました。
設計された門扉の形状から、最適な設置方法を検討し、特注の取付金具を設計した上で施工に挑みました。
電磁錠システムによる電気錠化で利便性が向上し、ご依頼主のヨコヅナ様にも大変ご満足いただけました。
電磁錠システムを含む、電気錠の設置につきまして、相談先をお探しの場合はお気軽に当店までご相談ください!
お客様のご要望
お客様に設置場所や運用状況、ご要望をお伺いしたところ、上記のような話をお聞きすることができました。
キーホームサービス アオキからのご提案
お客様のご要望を受け、当店からはこのような提案を行いました。
屋外門扉に電磁錠を設置した実績があります

当店の電磁錠事例として毎回のように登場する画像ではありますが、屋外の大型スライド門扉に電磁錠を設置した実績があります。
スライド門扉に使える一般的な仕組みの電気錠は限られていますが、屋外での使用となると、ますます選択肢が無くなります。

今回のヨコヅナ様の事例も含め、「屋外」の「門扉」となると、電磁錠が最適な場合がほとんどです!
また、電磁錠でも設置する門扉の大きさや構造に合わせて、最適な吸着力の製品を選定する必要があります。
小型の品番を使ってしまうと、扉の重量や開く方向への力の掛けやすさなどによって、簡単に解錠状態になってしまう場合も。
設置場所や使用状況に合わせて最適な製品を選定し、ご提案いたします!
設計中の門扉の構造に合わせて最適な設置方法を検討します

今回は、ヨコヅナ様の門扉改修担当スタッフ様と連絡を取りながら、準備を進めさせていただきました。
自社で設計された門扉の寸法図などをご共有いただき、電磁錠を設置する位置関係などを2D CADを使い、慎重に計算した上で必要になる取付金具(ステンレス製)を新たに当店で設計しました。

また、門扉表面だけに各種金具を固定すると、長年お使いいただいたり、大きな負荷が掛かった際にネジ穴が悪くなり機器が脱落してしまう可能性も考えられましたので、門扉の構造を挟み込むような方法で設置できるようにしました。
ヨコヅナ様から頂いた寸法図、電磁錠メーカー(ロックマンジャパン)が公開している製品寸法図を見比べながら、機器とナットなどが干渉しないか等、検討した上で設置方法をご提案しています。

以前に設置をした事例では、門扉の構造や周辺の壁、門柱との位置関係などの兼ね合いで戸尻(後端)側で吸着するような設置方法を取りました。
今回の門扉の構造では、戸先(先端)側で吸着する方がベストと判断し、戸先に吸着版を設置、門扉を閉め切ったところで電磁錠本体と接触するように位置関係を調整しています。
メーカーが用意している金具だけでは設置が難しい場合でも、特注金具を設計して対応することも可能です。
配線・配管工事も含めてワンストップで対応いたします

既設屋外コンセントから電源を確保するための配線作業や、各種の配線を収める配管作業を含め、すべて当店で承ります!
第二種電気工事士を所持するスタッフが在籍しておりますので、電源工事が伴う施工内容であっても、電気業者を別に手配することなくワンストップで工事可能です。
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