【取扱い商品紹介】株式会社シブタニ「Clavis」 Tebra cell(テブラ セル)

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近年、分譲マンションへの導入が増えてきている株式会社シブタニの「Clavis」(クラビス)ブランドのカギ。
この商品群の中には、後付け設置が可能な「Tebra cell」(テブラ セル)という電池式の電子錠があります。

今回は、新築入居後や中古物件として購入した後からでも設置できるこのデジタルロックについてご紹介します。

当店は「Clavisサービス代行店」の認定を受けておりますので、Clavisのカギにつきましてはお気軽にご相談くださいませ。
また、カギの追加やシリンダー交換についての情報をまとめた記事もご用意しております。
是非そちらも併せてご覧くださいませ!

こちらのページは、Clavisサービス代行店のキーホームサービス アオキにて作成した紹介ページです。
Clavis(株式会社シブタニ)の公式ページではありませんので、ご注意ください。

※製品仕様など詳しくはClavis公式ページにてご確認ください。

※大阪市近郊以外からのお問合せにも対応可能ですが、お近くのサービス代行店への問い合わせをお勧めさせていただく場合がございます。予めご了承ください。

種類を問わず、カギについてお悩みのお客様は、大阪市城東区のカギ屋「キーホームサービス アオキ」まで是非お気軽にご相談ください!

「LINE公式アカウント」からは、画像の送信なども含め簡単にお問合せ可能です。

そもそも「Clavis」ブランドのカギって?

「Clavis」(クラビス)というシリーズのカギは、「株式会社シブタニ」が展開している錠前やカギのブランドです。
対応しているカギをポケットやカバンに入れたまま、扉に近づくだけでエントランスのオートロックを解錠出来る「Tebra Pass」(テブラ パス)というシステムが大変好評で、分譲マンションを中心に一気に導入・採用が進んでいます。

「F22」というタイプのカギについては、画像に写っている「ユーザーカード」というセキリティカードが必ず付属しており、カードを持っていないと追加のカギを手配できない仕組みになっています。
また、カギ屋やリペアショップの店頭では複製が出来ない形状になっていますので、カギに刻印されている番号だけでの注文や、不正に手に入れたカギから複製を行うことは出来ません。

セキュリティ面でも非常に優れた仕組みのカギとなっています。

他にも、カギの仕組みやTebra Passの便利さだけでなく、この記事で詳しく紹介する後付け対応が可能な「Tebra cell」(テブラ セル)という電子錠がラインナップに含まれているのも大きな特徴です。

Tebra cellは、穴あけ加工などを行うことなく既存のハンドル類から置き換え設置が出来るような設計になっています。
新築入居の契約時にオプションとして申し込むことが出来るようになっている場合が多いですが、申込期間などの問題で契約時に注文できなかった場合でも、後から設置が可能です。

Clavisシリーズのカギの追加や、シリンダー交換については、別の記事で詳しくご紹介していますので、是非合わせてご覧ください!

「Tebra cell」で出来ることは?

後から設置が可能なClavisブランドの電子錠「Tebra cell」には、いくつかの主だった機能が搭載されています。
ここでは、その主な機能と注意が必要なポイントをご紹介します。

「Tebra cell」の主な機能

  • 「Tebraキー」を持っていれば、カギを出さずに施解錠操作が出来る
  • 「TLキー」を持っていれば、非接触タッチで施解錠操作が出来る
  • 上側のカギを施錠したら、連動して下側のカギも施錠される

主な機能としては、これらが挙げられます。
引き続きそれぞれを詳しくご紹介します。

「Tebraキー」でカギを出さずに施解錠操作が出来る

Clavisシリーズのカギの中に、「Tebraキー」というハンズフリー機能に対応したカギがあります。
最近の車のカギと同じように、ポケットやカバンに入れたまま、カギの操作を行うことが出来るタイプのカギです。

エントランスのオートロックでは、カギを取り出すことなく解錠を行うことが出来ますが、それと同じようにTebra cellに登録することで、お部屋の玄関でもカギをカバンなどから取り出すことなく施解錠操作を行うことが出来ます。

手を伸ばしてTebra cellのボタン部分を触ることが出来るぐらいの距離であれば、Tebraキーは反応します。
いちいちカギを取り出す必要が無いので、小さなお子様を抱っこしている時や、大きな荷物を抱えているような時でもいちいちカギを探す必要が無く、とても便利です。

「TLキー」でタッチでの施解錠操作が出来る

Clavisシリーズのカギの中には、非接触タッチでの操作に対応している「TLキー」というタイプのカギもあります。
持ち手部分(カギの頭)にICチップが埋め込まれており、その部分をエントランスのリーダーやTebra cellなどにタッチすることで施解錠操作を行うことが出来ます。

「カギを取り出すのであれば、普通のカギと変わらないのでは?」というご質問を頂くこともありますが、シリンダー(カギ穴)にカギを挿す機会が減ることで、シリンダーの消耗スピードを抑えることに繋がります。

Clavisシリーズのシリンダーは、便利で高性能な分、一般的なギザギザタイプのシリンダーに比べて高額になってしまいます。
長くお使いになることを考えると、少しでも消耗してしまうリスクを避ける方が将来的な出費を抑えることに繋がります。

上側のカギを施錠すると、下側のカギも連動して施錠される

文章だけでは少しわかりにくいかもしれませんが、Tebra cellは室内側ユニットのサムターン(ツマミ)部分にモーターを搭載しています。
電気的に施解錠操作を行うときは、そのモーターが動くことでサムターンを回すのと同じ動作が自動的に行われます。(「電動サムターンタイプ」といいます)

そのモーターの制御として、内から外からを問わず上側のカギをアナログ操作(カギやツマミの操作)で施錠した場合、下側のカギも連動してモーターの動作で施錠が行われます。

帰宅した際などは、ドアを閉めて上のカギを掛けるだけでツーロック状態になり、セキュリティ面でも安心です。

ひとつ注意が必要なのは、下側のカギを先に操作した場合は、上側は連動しません。
これは、小さなお子様などの閉じ込めを防止する為です。(上側に手が届かない)
下側を先に施錠した場合は、上側も手動で施錠する必要があります。

Tebra cellについて注意が必要なポイント

Tebra cellの利用や設置について、注意が必要なポイントもありますので、紹介します。

  • 「自動施錠機能」(オートロック)は搭載していない
  • 定期的な電池交換が必要
  • 新築時に案内が無い場合、管理組合に設置許可の確認が必要
  • 「Tebra cell connect」の導入は物件自体の対応が必要

これらのポイントについてもそれぞれ詳しく補足します。

「自動施錠機能」は搭載していない

電子錠の導入を希望されるお客様の多くが「自動施錠機能」(オートロック機能)を搭載されている物を選びたい、というご要望を頂くことがほとんどと言っていい傾向ですが、Tebra cellには扉が閉まったら自動的に施錠される機能は搭載されていません。

これには明確な理由があります。
それは「カギの持ち出し忘れによる締め出しを防止する為」です。

Tebra cellにはテンキーなどは搭載されておらず、カギの認証のみで施解錠操作が行われます。
万が一、カギを持ち出し忘れたときに、自動でカギが掛かってしまうと、締め出しに遭ってしまうことになります。
そのようなリスクを避ける為に、自動施錠機能は搭載されておらず、必ずご自身の操作で施錠を行う必要があります。

カギの締め忘れ対策として、自動施錠機能搭載の電子錠を活用したいという場合は、残念ながらTebra cellではお応えできません…。
ちなみに、他社製の同じようなハンズフリー対応製品についても、自動施錠機能は非搭載である傾向です。

定期的な電池交換が必要

電池式電子錠のTebra cellは単3電池4本で稼働しています。
メーカーが公表している仕様では、「1日10回の操作で約1年電池が持つ」とされています。
ただし、これよりも多くの頻度で操作を行う場合は、電池の持ちも短くなります。

電池残量が減ってきたときは、室外機に搭載されているLEDランプが通常とは違う色で光ってお知らせする機能があります。
そのお知らせが出たときは、出来るだけすぐに電池を交換することで安心して利用することが出来ます。

万が一電池が切れてしまった場合は、Tebraキーの収納キーを含むアナログキーを使ってご自身の手で解錠することが可能です。

新築時に案内が無い場合、管理組合に設置許可の確認が必要

先述の通り、新築時にオプションとして案内があった場合は、特別な許可取りをすることなく後からでもTebra cellを設置することが出来る可能性は高いです。

しかし、大規模修繕工事などで後からTebraシステムが導入された物件などでは、専有部にTebra cellを設置するにあたり、管理組合の許可を確認する必要があるでしょう。
物件ごとの規約にもよりますが、許可を確認しないままに設置を行うと、後からトラブルに繋がってしまう可能性もあります。
既に他の部屋でTebra cellを導入している部屋があるか、複数の住人からまとめて要望が出れば許可が出やすくなるか、など管理規約やこれまでの傾向などに合わせて対応を考えてみると良いかもしれません。

「Tebra cell connect」の導入は物件自体の対応が必要

「Tebra cell」には、「Tebra cell connect」(テブラセル コネクト)という、スマホアプリなどからの操作にも対応している製品もあります。
機器の寸法などは同じですが、「connect」の場合、エントランスシステム側でも通信環境・データ管理サーバーが用意されている必要があります。
エントランスシステムのTebra Passが「connect」版でない場合、専有部へは「connect」版のTebra cellを導入することが出来ませんので、注意が必要です。

Tebra cellの納期や取付作業時間は?

Tebra cellの納期は、メーカーへの手配から実働約3週間となります。
ただし、年末年始やゴールデンウイーク、お盆期間などの大型連休が絡んだ場合は、その分納期が延びる可能性があります。

取付作業については、各種認証キーの登録も含めて、1時間程度です。
一部条件によっては、扉への加工が必要になる場合もあり、その際はその分少し作業時間が長くなるでしょう。

Tebra cellの設置費用は?

Tebra cellの設置費用は、対応するサービス代行店や地域事情、あわせて依頼する作業などによって変動します。
また、それ以外にも、PPタイプという鍵穴とハンドルが分かれているタイプの製品の場合、ハンドルのデザインによっても製品価格が変わります。

2024年11月時点では、設置費用は15万円程度(作業費などを含む)が参考価格ですが、メーカーの価格改定などによって変動する可能性もありますので注意が必要です。(直近では2025年1月に価格改定が予定されています)

お気軽にお問合せください

種類を問わず、カギについてお悩みのお客様は、大阪市城東区のカギ屋「キーホームサービス アオキ」まで是非お気軽にご相談ください!

「LINE公式アカウント」からは、画像の送信なども含め簡単にお問合せ可能です。

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