新しく事業を行う為に準備しているオフィスへデジタルロックや電気錠システムの導入を検討中の経営者の皆様も、セキュリティ対策のご相談は是非当店へお任せください。
作り込まれた入退管理のセキュリティまで必要が無くても、誰でも簡単に執務室へは入れないようにセキュリティ設備を設置したい、というご相談はたくさんあります。
数十人、数百人が勤務するようなオフィスのセキュリティシステムの導入は、小規模なオフィスにおいては機能や費用面で大きな負担になる場合があります。
まずは、入口にオートロックの電子錠を設置するだけでも、セキュリティ性は高まります。
当店では、お客様の運用イメージやご予算などに合わせて最適なプランをご提案いたします。
種類を問わず、カギについてお悩みのお客様は、大阪市城東区のカギ屋「キーホームサービス アオキ」まで是非お気軽にご相談ください!
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スモールオフィスに適したセキュリティとは?
大規模な工事をせずに設置が出来る電子錠
大規模なオフィスの場合、いくつもある執務室への各出入口やたくさんの会議室など、複数の出入り口を集中制御するシステムを導入することがあります。
また、それに合わせて、各出入口の入退履歴が管理できるようにすることも。
しかし、そのような高額になりがちなシステムを小規模オフィスへ導入するメリットはほとんどありません。
来客者との商談スペースなどと執務室との行き来を制御出来れば十分な場合がほとんどです。
そのようなシーンでは、扉周りで導入を完結することが出来る電子錠などが最適です。
設置を希望するドアが複数ある場合も、同じ製品をそれぞれのドアに導入することで、使い方がバラバラになってしまうことも避けられます。
当店では、お客様の運用イメージに合った製品のご提案が可能です。
オフィスの規模や、どのような運用を行いたいかなど、お気軽にお問い合わせください
スタッフの入れ替えに合わせて、暗証番号やICカードの登録を変更できる物
新入社員の受け入れや、転勤・退職などによって出入りするスタッフが入れ替わる場合、その都度暗証番号やICカードなどの設定を変更すると安心です。
物理的なカギを使っている場合、スタッフに渡していた合カギを回収できないままになると、関係者ではなくなった人物が退職後も不正に入室できるリスクが残ってしまいます。
電子錠などを使用している場合は、人員の変更に合わせて暗証番号を変更することで、そういったリスクを回避することが出来ます。
また、出来るだけ簡単に暗証番号などを変更できる製品を選んでおくことで、「設定変更がややこしくて長らく設定を変えていない」というような事態を防ぐことも出来ます。
電子錠の導入にあたって、不安な点などがあればお気軽にお申し付けください。
お客様の疑問や不安を解決できるように製品の特長などをご説明の上、提案を進めさせていただきます。
暗証番号などの設定権限をコントロールできる物
一部の電子錠には、暗証番号などの設定変更を権限者のみが行えるような運用モードを搭載している物があります。
権限者のみが設定変更を出来るようにすることで、従業員などが勝手に自分の都合で暗証番号や動作モードを変更してしまうことを防止することが出来ます。
オフィスなどの不特定多数の人が機器を使うような場所では、このような対策を取れる製品を選ぶことで、無用なトラブルを防ぐことが可能です。
「スマートロック」という選択肢はアリなのか?
近年、スマートフォンなどから解錠操作を行うことが出来るタイプの電子錠「スマートロック」と呼ばれる商品群が爆発的に普及しつつあります。
ほとんどの製品が両面テープで貼り付けて設置出来るようになっており、DIY感覚で手軽に導入できることも普及の後押しになっているようです。
両面テープでの取り付けは手軽な反面、経年劣化などで粘着力が弱まると扉から外れてしまうというようなトラブルに繋がる場合も。
ユニットが外れてしまうと、入室しようとしてもカギが動かないので閉め出しに合うことになります。
オフィスなどの不特定多数の利用者が居るような扉への設置時は、そのようなリスクも考慮する必要があります。
スマートロックについては、錠前取扱業者の目線で考えるメリット・デメリットなどを紹介した記事も用意していますので、是非合わせてご覧ください。
スモールオフィスに最適な電子錠は?
ここまで紹介してきたように、小規模オフィスに適した電子錠にはいくつか条件があります。
そういった条件を抑えた電子錠などをいくつかご紹介します。
美和ロック「TK5LT」
美和ロック「TK5LT」は、電池で稼働する電子錠です。
暗証番号とICカードでの解錠に対応しており、自動施錠機能も搭載しています。
公共交通機関の駅構内などでよく見かけるほど、一般的にも普及しているタイプの電子錠です。
管理モードを搭載しているので、管理者以外が暗証番号の変更を行えないような運用が可能です。
また、施錠する仕組みはメカニカルな機構になっており、一般的なモーター稼働の電子錠に比べ、電池の持ちが長いため出入りの多くなりがちなオフィス入口でも安心して導入することが出来ます。
TK5LTには、操作部分とレバーが分かれているタイプと、画像のように一体になっているタイプ「TK5LT3312」があり、本体色もシルバーとブラックから選べます。
非常解錠用にシリンダーも備えている為、万が一電池が切れた場合でも物理キーを使って解錠が可能です。
加えて、物件全体で美和ロックのマスターキーシステムが導入されている場合でも、マスターキー対応のシリンダーを設置することが可能です。
EPIC 「Flassa 1J」
EPIC「Flassa 1J」(フラッサ ワン ジェイ)は、一般的なレバー錠と組み合わせて設置することが出来る電動サムターンタイプの電子錠です。
画像はマンションの玄関ではありますが、オフィスの入口などに同様のレバー錠が設置されている場合に限らず、室内間仕切りドアへの設置を行う場合も、対応するレバー錠へ置き換えた上で設置するような工事も可能です。
また、専用のスマホアプリから操作履歴を確認することも可能です。
スマホアプリからの操作は、オプションを使わない場合は、本体とBluetooth通信が行える範囲でのみ可能ですが、オプション品のWi-Fiブリッジを用意してインターネットへ接続することで、遠隔地からも履歴の確認や設定操作などを行うことが出来ます。
4段階のユーザー権限を設定可能で、設定変更などを制限する運用にも対応しています。
Flassa 1Jにはシリンダーを残して設置するためのオプションがラインナップされていますので、非常解錠用にシリンダーを残して設置することも可能です。(穴加工を行えば、オプション無しでシリンダーを残すことも出来ます。)
同じFlassaシリーズの中には、レバー錠へ取付する製品以外に、面付補助錠として独立した取付が可能な品番も用意されています。
長沢製作所「キーレックス3100」
長沢製作所「キーレックス3100」は完全メカニカルな番号錠で、電池を用意する必要がありません。
電気的に稼働しない為、残念ながらICカードでの解錠には対応していません。
自動施錠機能を搭載していますので、執務室や金庫室などに設置する場合でも、カギの締め忘れが起きる心配がありません。
また、空錠(くうじょう、そらじょう:自動施錠しない状態)切替の機能を搭載している品番もありますので、日中はいちいち施錠しないが、勤務時間外は施錠するようにしたい場合などでも対応可能です。
(タイマー制御はできません)
3100シリーズでは、番号変更の際に機器を取り外す必要がありませんので、退職者が出た際などでも簡単に番号変更をすることが出来ます。
非常解錠用にシリンダーを装備していますので、暗証番号がわからなくなってしまった場合などでも外から物理キーで解錠することが可能です。
また、美和ロックやGOAL、Clavisなど一部メーカーのシリンダーを組み込むことも可能ですので、物件のマスタキーに合わせることも出来ます。
スモールオフィスで電気錠を使うなら?
ここまで電子錠を使用することを想定してオススメの製品などを紹介してきましたが、もちろん電気錠システムを導入することもオススメです。
電気錠システムを導入する場合は、導入後に実現したい運用方法などを元に、各種機器を取捨選択することが可能です。
電子錠を検討する場合は、1つの製品の中でどのような機能が搭載されているかを確認し、時には希望する機能を諦める必要がある場合もあります。
電気錠システムを構築する場合は、電気錠本体や解錠する為の機器、タイマーなどのオプション機器まで含めて、ある程度はお客様のご要望通りの機能を備えたシステムを構築することが可能です。
ただし、各種機器を購入して揃えていく必要がありますので、譲ることが出来ない機能が多いほど、システムを構築する機器代金が嵩んでしまう傾向にあります。
また、電気錠は名前の通り「電気」を使って稼働していますので、電源配線や各機器間の通信配線を行う工事が必要になります。
そういった点を含めて、電子錠の導入に比べると高コストになりがちです。
電気錠について紹介している記事もご用意していますので、是非合わせてご覧ください。
小規模オフィスで電気錠システムを検討する際のポイント
スモールオフィスにて電気錠システムの導入を検討する際は、大まかにでも上記のようなポイントを押さえて希望を考えてみると良いでしょう。
それぞれのポイントについてもう少し詳しく説明します。
電気錠はどのようなタイプがいいか
具体的な品番などまでお客様で選定するのは非常に難しいと思います。
ただ、「ノブタイプかレバータイプのどちらがいいか」や「既設のハンドルバーをそのまま使える電気錠がいい」など、扉のデザインや使い勝手についてどのような希望があるかをまとめておいていただくと、カギ業者としても大変助かります。
物理キーは必要か
電気錠の種類によっては、吸着タイプの電磁錠のように物理キーが組み込めないような電気錠もあります。
管理会社や警備会社などに非常用の物理キーを提出する必要がある場合や、物理キーでの解錠で運用することを希望されている場合は基本的にシリンダーの組み込める電気錠を選定する必要があります。
また、停電などの非常時でも解錠出来る必要があるのかなどによっても、物理キーで直接解錠できる電気錠を設置できるか考える必要があります。
ただし、冒頭の電磁錠のように電気錠本体に物理キーを組み込むことが出来ないタイプであっても、動作の仕組みをきちんと理解していれば、物理キーでも解錠を行うような仕組みを構築することが可能です。
どのような手段で解錠操作を行うか
日々の解錠操作をどのような方法で行うか、ということも電気錠システムの構築においては重要なポイントです。
暗証番号での解錠がいいのか、ICカードでの解錠がいいのか、最近需要が増えてきている顔認証での解錠がいいのか…。
場合によっては、掃除などで出入りする委託業者は暗証番号、従業員はICカードの社員証での解錠、というような使い分けを検討されることもあるでしょう。
お客様の運用イメージに合わせて、1つの機器だけで実現可能なのか、いくつかを組み合わせる必要があるのかなどを検討した上で、最適な構成をご提案いたします。
ドアから離れた場所から解錠操作を行うか
オフィスへ電気錠を導入する際に、よくあるご要望が「ドアから離れた執務室内で解錠操作をしたい」というような物です。
こういったご要望を実現するためには、配線工事を行って離れた場所にも解錠スイッチを設置したり、リモコン操作を行えるオプションを組み合わせたりする必要があります。
また、電気錠の操作に対応しているインターホン機器から解錠を行いたい場合も、配線工事などを行う必要があります。
ドア周りだけで設置工事が完結するのか、他の部屋まで配線工事を行う必要があるのかは、工事費用に大きく関わります。
事前にどこまで必要なのかを検討しておくと、スムーズに相談を進められるでしょう。
タイマー制御を行いたいか
タイマーによって自動的に開放状態に切り替えたい、といったご要望も実は多くいただくご要望です。
営業時間や勤務時間中は自動的に解錠状態を維持し、時間が来るとタイマーでオートロック状態に戻る、というような仕組みも構築可能です。
また製品の選び方によっては、設定する時間も1パターンだけでなく、「平日と週末」、「営業日と休業日」などで動作を変えることも可能です。
電気錠を制御する制御盤の種類によっては、標準でタイマー制御機能を搭載している製品もあります。
入退履歴管理は必要か
誰がどの時間に入退室したかの履歴を管理したい場合もあるかと思います。
そのような運用が必要な場合、履歴管理に対応している制御盤を選ぶ必要があります。
履歴管理に対応している制御盤は、一般的な制御盤に比べて製品価格が高額になる傾向にあります。
勤怠管理用の記録として履歴を活用したい場合、買い切りの制御器で実現する以外にも、Akerunなどのサービスを活用する方法もあります。
Akerunはスマートロックタイプの電子錠が有名ですが、同じサービスを利用するための電気錠制御盤も用意されています。
月額利用料などが必要になりますが、様々な勤怠管理サービスなどと連携を行うことも可能です。
お気軽にお問合せください
種類を問わず、カギについてお悩みのお客様は、大阪市城東区のカギ屋「キーホームサービス アオキ」まで是非お気軽にご相談ください!
「LINE公式アカウント」からは、画像の送信なども含め簡単にお問合せ可能です。
電話やメールでもお問合せいただけます。
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