【事例紹介】工場施設 大型門扉 電磁錠システムの設置

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今回は、工場施設の入口大型スライド門扉に電磁錠システムを設置した事例をご紹介します。

住み込みで設備管理をされていたスタッフさんが退任されるのに合わせて、「終業時間後に誰かがチェーンで施錠しに行く」という仕組みを改善したい、というご相談でした。
施解錠操作をタイマー制御するためには、カギは電気的な動作をする種類を選ぶ必要があります。
ただし、屋外に設置されているスライド門扉ということで、一般的なモーター錠などの雨が掛かってはいけない電気錠は設置に適していません。
そのような場所には、防水対応の電磁錠が適しています。
また、構造的にも鎌型のかんぬきが出る錠前の設置も難しく、面で強力に吸着する電磁錠が向いている環境でした。

当店は、配線工事を伴う電気錠・電磁錠の工事についても対応可能です。
電磁錠システムに精通したスタッフが在籍しておりますので、お気軽にご相談ください。

種類を問わず、カギについてお悩みのお客様は、大阪市城東区のカギ屋「キーホームサービス アオキ」まで是非お気軽にご相談ください!

「LINE公式アカウント」からは、画像の送信なども含め簡単にお問合せ可能です。

お客様のご要望

  • 屋外の大型スライド門扉にタイマー制御できるカギを付けたい
  • タイマーの設定は曜日によって変更したい
  • 施錠後については、従業員は暗証番号での解錠を想定している
  • 開けっ放しにならないような対策もしたい

お客様に設置場所や運用状況、ご要望をお伺いしたところ、上記のような話をお聞きすることができました。

キーホームサービス アオキからのご提案

  • 「屋外」や「スライド門扉」には、「電磁錠」が最適です
  • 電気錠を設置することで、タイマー制御が可能になります
  • タイマーの中には、曜日でパターンを変更できる物もあります
  • 暗証番号にも対応したテンキーを設置します
  • 解錠の状態をブザーで知らせる仕組みを構築します

お客様のご要望を受け、当店からはこのような提案を行いました。

「屋外」や「スライド門扉」には、「電磁錠」が最適です

大型のスライド門扉となると、かなりの重量があります。
一般的な引戸などに使うような鎌型デッドボルト(かんぬき)の錠前では、構造上うまく運用出来ない可能性もある上、そもそも設置が出来ない場合も考えられます。
また、モーター式電気錠は防水仕様の製品が基本的にはありません。
一部、「防滴仕様」の製品もありますが、日常的に雨曝しになる環境への設置は想定されておらず、雨が掛かるような屋外の設置には適していません。

電磁錠には、屋外設置が可能な防水仕様の製品があります。
加えて、スライド門扉のような横へ動く構造の扉にも設置でき、大型門扉でも正しい吸着力の製品を選定すれば、安心して運用可能です。

設置出来る電気錠の選定にお困りの際も、お気軽にご相談ください。

電気錠を設置することでタイマー制御が可能になります

電気錠などの電気的なシステムで動作する錠前を設置することの大きなメリットは、タイマーやリモコンなどのデジタルな機器と組み合わせて多彩な運用方法を構築することが出来ることです。

一般的な錠前をはじめとするアナログな錠前は、電子制御の機器とは組み合わせることが出来ない為、切り替え機能があるような製品でも、「誰かの手で」操作を行う必要があります。
その誰かが作業を忘れてしまうと、本来は施錠されてないといけない時間に部外者がフリーで入室できる、もしくは解錠されていないというトラブルに繋がります。

タイマーなどをシステムに組み込むことで、操作忘れを防ぎ、省人化にも繋がります。

また、タイマーの中には、24時間サイクルだけでなく、曜日によってパターンを変更できる製品もあります。
平日のパターンと休日のパターンを分けたい時には、そういった「週間タイマー」を活用すると、イメージに沿った機器運用が可能になります。

暗証番号にも対応したテンキーを設置します

電磁錠システムを構築する際には、お客様の運用イメージに沿った機器を選定することが重要です。

解錠の権限を確認する機器には、暗証番号を入力するものやICカードなどで解錠操作が出来る物もあります。
それらを併用できる製品もありますので、従業員はICカードを持ち、出入り業者には定期的に変更される暗証番号を伝えておく、という運用も可能です。

また、リーダーには室内専用の物や防水仕様の物など、様々な製品があります。
お客様のご要望や設置環境に沿った機器選定を行います。

解錠の状態をブザーで知らせる仕組みを構築します

今回の事例では、「門扉がきちんと施錠出来ているかを確認可能な仕組みを、門扉周辺に設置したい」というご要望が含まれていました。

ここでは、「門扉が開いている」という状態を知らせる信号を利用し、門扉が施錠されていない(開いている)間は、お知らせのブザーが鳴り続ける仕組みを構築しました。
従業員の方には、「ブザーが鳴っている=きちんと施錠できていない」ということを周知してもらい、カギのかけ忘れ対策として頂きました。
今回はブザーを利用しましたが、「扉が開くとパトランプが鳴動する」というような仕組みにアレンジすることも可能です。

このような仕組みは、多くの保護者が通行する保育園などの屋外門扉でも大変有効です。
カギの閉め忘れを抑制し、園児の飛び出しなどを防ぐことが出来ます。

施設様のお困りごとをシステム構成で解決することも可能です。
大まかな運用イメージやお困りごとからでもお気軽にご連絡ください。

お気軽にお問合せください

種類を問わず、カギについてお悩みのお客様は、大阪市城東区のカギ屋「キーホームサービス アオキ」まで是非お気軽にご相談ください!

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